How to

塗装をするの理由この4つが鍵!!

なぜ高いお金を払ってまで家を塗り替えるのか??

  • 美観のため
  • 建物の劣化を遅らせるため
  • 建物を守るために
  • 機能性を持たせる

美観のため

新築当時は良かったのですが、年数がたつにつれて埃が溜まったり、日当たりが悪いところには苔が生えたり塗膜の艶が無くなってきたりします。

そうなると『なんだか汚いな~っ… 古臭くなったな』って思いませんか??

『経年劣化と共に味がでてきて良いんだ!!』と言う人はあんまりいませんよね??

エイジング塗装といった工法もありますがそれはまたの機会にして、

そんなときに塗装をしてあげると見た目は新築当時の様な美しい外観、色の艶が蘇り綺麗になると嬉しい気持ちにもなると思います。

色分けをしたりしてアクセントを入れてみたりしても素敵ですね。

建物の劣化を遅らせるため

塗装をする事によって傷んでる箇所を見つける事が出来ます。

コーキングが切れてるだったり、瓦やスレート屋根が割れてるとか、壁にクラックが入ってるなどを早めに見つけられて大事に至る前に手が打てるのです。

下から見上げても毀損部はなかなか発見は難しいのです(>_<)

発見が遅れてしまうと・・・

雨漏りしてしまう可能性があり、雨漏りしてしまうと外と中と両方修理しないといけないので費用がかさみますし家の中にカビが生えてしまいます。

健康面でも良くないですよね!!  ほったらかしは良くないのです((+_+))

早期発見して修繕してあげるとまた10年間15年と雨・風紫外線をしのいでくれます。

建物を守るため

建物の劣化を遅らせる=建物を守るでもいいですよね!!

大体10年をめどに塗り替えを考えると思うのですが、10年間も雨・風・紫外線にさらされてると多少なりとも傷んでくるものです!!!!!

苔が生えてしまった所はしっめってる時間が長いから塗膜を腐食させてしまいます。すると木部なんかは腐ってしまったり、鉄部も錆びてしまいます。

木部の腐った箇所を交換したり、コーキングなどで詰め物をしたり板金巻いたりと打つ手はあります。

そうなる前に手を入れてあげたいのですが、なってしまったら適切な処理をして新たな塗膜を作ってあげてまた10年間外的環境から大切な資産を守ってくれます。

機能性を持たせる

塗装に機能性??って思ったかもしれませんがあるんです!!!

  • 遮熱
  • 防水(撥水・親水)
  • 防カビ・防藻
  • 防汚

などがあります。

遮熱

遮熱塗料は太陽の熱を反射して家の中の温度の上昇を抑えてくれる塗料で最大で15~20℃の屋根表面温度を低下させてくれます。

もちろん建物の立地環境によって変わりますが、室内で1~3℃低減効果が期待出来るので夏場の空調日費が抑えられます。

遮熱塗料(高日射反射率塗料)はその性能や実績が認められ、国や自治体が取り纏める省エネ・環境対策技術のひとつとして、様々な施策の助成金等の対象商品に選定されています。

対象製品の証明には、JIS認証や塗膜の日射反射率などの性能が規定されています。

エスケー化研 遮熱塗料でCOOLリフォームより

防水・撥水・親水

防水は水をはじきはしないものの内部に浸透しないようにコーティングすることです。ベランダや屋上などに使われていて床面の水の侵入を守ります。

撥水塗料はコンクリート打ち放しの外壁やタイル張りの外壁に使われたりしていて塗膜ができる事によって水をはじき建物を守ります

撥水性能のなくなったコンクリート打ち放しやタイル目地に水が浸透してしまうと中の鉄筋が錆びてコンクリートの中で膨張してしまい爆裂といってコンクリートを壊してしまいます。

建物ダメージもありますが壊れた破片が落下してとても危険です!!!!!

親水機能は外壁に付着しても雨水が塗膜と馴染み汚れをうかして流れ落としてくれます。浸水性能の塗膜は塗料に入ってる樹脂成分によって変わりフッ素樹脂<シリコン樹脂<ウレタン樹脂の順になってます。

撥水機能は水には発揮するが油には発揮されず、親水機能は付着した油なども雨水と共に洗い流してくれます。

なので外壁の塗膜は親水機能が適しています。

防カビ・防藻

多湿な日本ではカビや藻の生育に適していて、建物のコンクリート化や高気密化で結露・カビの発生建物の内外の汚染・劣化を引き起こし健康面でも障害をもたらします。

そうならない為にも菌が繁殖しにくくなる性能をもった塗膜を作ってあげると人にも建物も守れます。

基本的に外壁に使われる塗料には含まれてはいますが、今ですと最低でもシリコン塗料の材料を選んでおきたいですね!!

防汚機能

汚れが付着しにくくして、付着しても雨などで汚れを落ちやすくして親水機能を利用してます。親水機能を発揮する代表的な塗料に光触媒ですが光触媒は光が当たった所にだけ親水性が発揮されるが、光が当たらない場所には機能しません。

塗膜が固くひび割れしやすかったり施工が難しく専門性が高くなりコストもかかります。

親水機能をもったフッ素樹脂、シリコン樹脂塗料もありフッ素も塗膜が固く紫外線に強く汚れを弾き酸性雨に強いなどの特徴をもっていています。

シリコン樹脂塗料はウレタン樹脂にくらべて塗膜は固いが現在最も選ばれている塗料でコスパがよいとされています。

塗膜は固いと汚れが付着しにくくて良いところもありますが、一方で固いと建物の動きに追従できず塗膜が切れてしまい劣化の原因になってしまいます。

まとめ

塗装する事によって美観が保たれ人の気持ちに良い影響を与え建物の劣化を把握し対応できる。

日頃から手の届く範囲は掃除するなどして、費用はかかるが10年おきくらいには足場を立てて全体の劣化をチェツクをして適切な処置をし塗り替えをすればいいと思います。

予算に余裕があるなら最高品質の塗料を使っての施工も良いのですが、高ければ良いというものでもないですし無理のない予算の中での塗料を選んで頂き定期的なメンテナンスをして信頼できる工事会社 職人さんに作業をしてもらっていった方が大切な家を守れると思います!!!!!